君の笑顔に恋してる❤

「また身長伸びた？」





「マジで!?」




そこまで実感はしてないけど、




そう言ったら、佐倉が嬉しそうな顔をするってわかってるから、やめられない。





「うん。塩田との差、ちょっと縮んだ」





「やったね～」





「おい、藤川。佐倉に情けは無用だから」





喜ぶ佐倉を頭から押さえつけて、塩田がそんなことを言う。













「ホントだってば！佐倉、伸びてるよ」




「嬉しいこと言ってくれるねぇ。そうなんだよな、ちょっとずつ伸びてんの」




佐倉が最高の笑顔を見せる。




もぉ、見てるだけでドキドキしてくる。




この笑顔の源が…




今のあたしの言葉だってわかってるから、




ホントにすごく嬉しい。