教室の入口を見ると、
ダルそうにカバンを肩にひっかけている塩田がそこにいた。
「塩田じゃないし!!」
「えー、だってコイツの笑顔、超かわいーよ」
どこがぁ!?
眠たそうな顔で近づいてくる塩田を見て、佐倉が笑う。
「なんだって?俺の話か?」
「そうそう…さくらが、塩田みたいに笑顔のかわいいヤツがタイプだって…」
「話食い違ってない!?」
「そぉか?」
佐倉は一体、なにを考えてるの?
あたしが塩田を好きだなんて、とんでもないよ。
勘違いもいいとこ…。
ダルそうにカバンを肩にひっかけている塩田がそこにいた。
「塩田じゃないし!!」
「えー、だってコイツの笑顔、超かわいーよ」
どこがぁ!?
眠たそうな顔で近づいてくる塩田を見て、佐倉が笑う。
「なんだって?俺の話か?」
「そうそう…さくらが、塩田みたいに笑顔のかわいいヤツがタイプだって…」
「話食い違ってない!?」
「そぉか?」
佐倉は一体、なにを考えてるの?
あたしが塩田を好きだなんて、とんでもないよ。
勘違いもいいとこ…。


