あたしは佐倉を見つめたり、ケータイを眺めてみたり。
誰もいない教室で、しばらくボーッとしていた。
少しして、
佐倉がビクッと体を震わせた。
「おわっ!」
なにかの夢を見てたのか、自分の動きに驚いて、
ガバッと上体を起こす。
「…あれっ、俺…寝てた!?」
「寝てたよー」
「そっか。で、なんの話してたっけ?」
「アハハ、なんの話だっけ~」
今日が、楽しみだったんだよ
ってことは、もう…いいかな。
誰もいない教室で、しばらくボーッとしていた。
少しして、
佐倉がビクッと体を震わせた。
「おわっ!」
なにかの夢を見てたのか、自分の動きに驚いて、
ガバッと上体を起こす。
「…あれっ、俺…寝てた!?」
「寝てたよー」
「そっか。で、なんの話してたっけ?」
「アハハ、なんの話だっけ~」
今日が、楽しみだったんだよ
ってことは、もう…いいかな。


