今だって、佐倉は野上さんにとられたまま…。
佐倉は上履きをブラブラさせながら、横を向いて野上さんとしゃべってる。
あー…
そうやってたら、また…。
――ポーン
と、昨日のようにまたあたしのところに、
佐倉の上履きが飛んできた。
「うわ」
「あ~、ゴメン」
佐倉が笑って立ちあがり、片足でケンケンしながらあたしの席にやってきた。
「佐倉~、ちゃんと履かなきゃ」
「だから入んないっつったじゃん」
「あ、そうだったね」
佐倉は上履きをブラブラさせながら、横を向いて野上さんとしゃべってる。
あー…
そうやってたら、また…。
――ポーン
と、昨日のようにまたあたしのところに、
佐倉の上履きが飛んできた。
「うわ」
「あ~、ゴメン」
佐倉が笑って立ちあがり、片足でケンケンしながらあたしの席にやってきた。
「佐倉~、ちゃんと履かなきゃ」
「だから入んないっつったじゃん」
「あ、そうだったね」


