さっき部屋を出て行くときも、紫羽は悲しそうな、困った顔をしていた。 そんな顔は見たくないのに… 紫羽が過去のことを話したときだってそうだった。 結局、あいつを幸せにできるのは俺じゃなくて、一くんだけってことかよ…!!