紫羽「一くん……なんか変。


熱でもあるの?」




斎藤「熱は、ない。」



紫羽「じゃあ、どっか痛い?」



斎藤「痛く、ない。」



紫羽「じゃあ、どうしたの?」









私がそう聞くと、一くんは黙り込んでしまった。