一くんは私の声で起きてしまった。




斎藤「紫羽…朝から騒がしいぞ…」



紫羽「ご、ごめん。でも、だって…」






もぞもぞと動き、一くんに背を向けようとする。




斎藤「寒い。動くな。」





がっちりと抱きしめられてしまった。