気がつくと、森の中に立っていた。


…いつもより目線が低い気がするのだが…




?『…大丈夫?』


ハッと我に返り、後ろを振り向くと…


?『どうしたの。迷子?』



心配ぱいそうに尋ねる女の子。

…あの面影、どこかで…



?『私は黒崎紫羽。君は?』





紫羽!?

…そうか、あれが幼い頃の紫羽か。




ということは、これは俺と紫羽が出会った時…?

この体は俺の子供のときのものか。