黒い蝶






紫羽「っ…」





紫羽の白い腕から、滴り落ちる真っ赤な血。






紫羽「ふぅ…いきますよ。」





そう言い、紫羽は傷口に手をかざした。









すると、傷口が淡く光って、どんどん塞がっていく。