紫羽「…手応えないなぁ。弱すぎ。」 そう嘲笑うように言うと、敵は怒り狂い、仲間の仇をとろうと 斬りかかってくる。 ザシュッ──── 肉が斬れる、鈍い音が響く。 断末魔と共に動かなくなるそれを見て、 僕は小さく笑った。