黒い蝶





紫羽「そしてある日、僕は家を抜け出して、外に出てしまったんです。





家の近くの森に向かって歩いていると、

同じ年ぐらいの男の子がいたんです。






道の端に小さくうずくまっていました。



僕はその子に声をかけました。」