「じゃ、あたし行くから♪」 そう言って、綾が歩き出そうとした時──。 「──あっ、俺も行くよ」 そう、悠介が片手を上げて言った。 「えっ?なんで悠介が?」 「えっ、だって女の子一人じゃ、危ないし。 それに俺、家帰ってあゆの面倒みたいし」 “あゆ”っていうのは、悠介の妹。 5歳で、天使みたいに可愛い女の子なんだ。