「美優、何でこんなとこにいんだよ!?」 「あっ、淳ちゃん。 この辺りに可愛い雑貨屋さんがあるみたいで」 「ねぇよ、んなもん。 ……ここはな、危ねぇから近寄るな。 西高の奴らの縄張りだ」 「えっ!?」 「神木に目ぇつけられたら、 俺だって守ってやれないかもしれねぇ」