神木隼人の名は、すぐに広まった。 そして、最強の男と恐れられた。 友達の家を転々とし、家にはほとんど帰ってこなかった。 だから、噂を聞くのに、本人に会うことは少なかった。 そんなお兄ちゃんは、会うたびに変わっていった。 髪が伸び、 色が変わり、 ピアスを開け、 制服を改造し…… タトゥーを入れたいと言ったり…… 顔面ボコボコだったり…… 立ち振る舞いまでも変わっていた。