この人は隼人の元カノだ。 そして、再び隼人を手に入れようとしている。 あたしよりもずっとずっと綺麗なこの人を、隼人は愛していたんだ。 動けなかった。 ただただ動揺して、あたしの身体は震えていた。 そんなあたしに背を向け、女はすたすたと歩いていった。 勝ち誇ったように背を伸ばし、形のいいその尻を揺らしながら。 あたしは平凡だし、あんな色気はない。 悔しいけど、あんな女に勝てる気はしない。