隼人の家は、大学から電車で一駅の場所だった。 バイクでは十分程度だろうか。 「今日は城内にバイクを貸してしまったんだ。 城内のバイクはみっともないからって、パンクさせられたんだって」 みっともない…… きっと、淳ちゃんはいまだに暴走族まがいの改造バイクに乗っているのだ。 隼人は思い出したようにふふっと笑っていた。 何だかんだで二人は仲がいいらしい。 類は友を呼ぶということか。 そんな二人の関係を聞き、あたしは一人でにやけていた。