「神木!? 何て格好してんだ? 探したんだぜ!? この女に聞いても、なかなか教えてくれなくて」 嬉しそうに話す金髪。 その怒りが自分に向けられているなんて気付いていないのだろう。 「こいつや城内が、俺らがお前を見つける邪魔をしやがった」 むしろ、隼人があたしにキレていると思っているのだ。 「昔みてぇにお前が戻ってきてくれりゃ、また無敵集団になれるぜ? ……なぁ?」