ーだめ!!! その言葉はあたしの口から出ることはなく、 「か……神木」 金髪は呆然と隼人を見た。 その両手はすでにあたしを離し、万歳をするかのように高々と掲げられている。 その横で、やっと開放されたあたしは、恐怖のあまりその場に座り込んでしまった。