「あたしがいるよ」 「え?」 隼斗は驚いたように少し目を開く。 「あたしで良かったら、隼斗の支えになりたい」 「美優……」 隼斗はその大きな手で、優しくあたしの頭を撫でた。 心地よくて、隼斗に身を委ねてしまうあたし。 ねぇ、あたしたち、少し近付けたよね。 少し前進したよね。 幸せなあたしは、顔が綻んでいたのだろう。