そして小声で、ごめんね。と言った。




そんな真子に俺は毎日キュンキュンだよ。




男でも、胸キュンするんだよ。




真子がモテる理由はわからずじまいだけど……今はそれでもいいかな。




今の真子は、特別可愛かったからね。




また今度、聞けばいいや。




俺はひんやりした保冷剤を両頬に当てた。




「ニヤニヤすんな、バカ瑠偉」


「してないよ」


「……してるし…本当に反省してるんだか…」




呆れたようにため息をつく真子は、一瞬だけ、俺の噛み付いた所に手を当てた。