「瑠偉…」 「とにかく!そういうことで!」 にやり。 にやり。 やべ。今日の部活超楽しみ。 あ、ちなみに俺は書道部所属。 権力でなんちゃら〜って言うのは、俺が書道部部長だから。 俺は真子に満面の笑みを向けて、鼻歌を歌った。 そんな俺を不思議そうに見つめていた、真子とその友達。 そんな顔ですら可愛いよ。 だめだ俺、やっぱり辛い。 真子には勝てない。 つらくて涙が出てきそうだ。 真子が、可愛すぎるから。