俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど





「瑠偉…っ、瑠偉起きて!!お母さん帰ってきた!!!」



もう遅いけど、一応起こす…。



ガチャッとリビングに入ってきたお母さんと目が合う…………。



「アラ」

「アラ、じゃない!!お母さん助けて!!!」



口に手を当てて、昭和リアクションしたお母さんに助けを求めた。



瑠偉が離してくれない…。



起こしたのにビクともしない瑠偉。



「昼からその態勢なの?」


「一回起きたんだけど、離してくんないの…」



カピカピになったチャーハンのお皿。



まだフライパンも洗ってないし…。



笑いながら洗い物をしてくれるお母さんに感謝…。



起きたら瑠偉にお説教かな、これは。




「あっ、お母さんメール読んでくれた?」


「グラタン?ちゃんとソースから作ろうと思って小麦粉買ってきた〜」


「ありがと!!」