シーンとした部屋。 後ろには瑠偉の温もり。 する事ないあたし。 干からびそう。 勝手に離れようと思って、瑠偉の手を解こうとしたら 「ふざけんな……」 って半分寝てる声で、また引きずりこまれた。 なにこれ可愛い、かも……っ。 キュンってしちゃったよ……。 そんなこと考えてボーッとしてたら、ガチャガチャと鍵の開ける音…?! うそ!!! お母さん帰ってきた!!! 「ただいま〜」 この態勢は!!! やばい!!!!