でも溶ろけるようなキス…。 「も…っ、無理…っ!」 「まだだめ」 腰をグイッと引き寄せられて、瑠偉はまだ満足してないんだと思った。 もう…身を任せる…。 野獣瑠偉は怖いよ…。 自分が満足したら、甘えてくるようにぎゅうってしてくるの。 この瞬間が好き…。 ぎゅうっていうか、あたしの側から離れないの。 「ご飯作ってくるだけだから離してよ」 「やーだ」 「やだじゃなくて…ご飯作れないよ」 「ご飯ってなに?」