ほんとは何言うか決めて無かったっていうか、あれに続く言葉、考えてなかったんだよね。 「もー瑠偉早く!」 「……真子が可愛すぎて「それもういい!」 えー…。 真子ちゃん…。 なんか、どっちが男か今分からなくなったよ? 「もう聞き飽きたあ!」 そう言って、俺を置いて歩き出した。 俺の前を歩く小さな背中。 可愛いなクソ野郎。 俺の趣味② たまには俺様で真子より優位に立つこと。 だけど結局俺様になりきれずに終わる俺…。