俺は近くの壁に真子を押し付けた。 「ちょっと瑠偉!」 何してんの?!って明らかに動揺してる真子を無視して 「お前の彼氏は誰だよ」 と質問した。 真子は俺だけ見てれば、俺とだけ話してればいいんだよ。 「は?そんなの瑠偉に決まってるじゃん」 真子の眉間にシワが寄った。 わかんねぇかな。 俺が独占欲の塊だってこと。 「だったらあんな奴ら、庇うようなこと言うな」