今俺、すっごい真子のことぎゅってしたい!!!!
この腕の中で小さな真子が収まるのを上から見たい!!!!!
真子の小さな頭を撫でたい!!!!!!!!!
とにかく、真子に触れたい。
「…瑠偉はいつも欲求不満…」
「欲求不満じゃないよ。これは真子に対する生理的現象だよ」
「……瑠偉うるさい…。こういうときだけ口が達者になるんだから…」
斜め下の方に視線を落として、
唇を尖らせる可愛い真子の頭を、2回ポンポンとした。
映画が始まって暗くなったら……真子にイタズラしようかな。
「そろそろ開場するっぽいよ」
すねてる真子の手を引いて、4番クスリーンの中に入った。


