「満足?」

「満足……、だけど、」

「ん?」

「もっかいぎゅーして…?」




あーあーあーあーーー。



聞いたー?ねえ聞いたーー?

真子が俺を破壊させにきーたーよー。



ちっ。可愛いなこの野郎…。



真子の頭を優しく撫でながら、俺の腕の中に収めた。




「あたしもね、瑠偉の匂い好きだよ」

「こういうときだけ素直になるなよ。こっちがおかしくなるだろーが…」




真子といると、本当に飽きない。



…ツンデレ女子って…イイな!!(笑)




お家デートのよさ、わかったかもしれない。



お互いが、お互いの愛で満たされるなら、これ以上のことはないじゃないか。



ってな。