「もういいじゃん。真子、部屋行こ」 リビングなんか一回も行かずに、部屋に引きこもってやろうか…。 「じゃあおばさん、また後で」 「は〜い!後でお茶持ってくわね〜」 真子の腕を引っ張って、部屋に押し込んだ。 ちょっと力強すぎたかも…。 思いっきり背中押しちゃった。 「ちょっと…瑠偉なに?せっかくおばさんと話してたのに…」 母さんなんて、サラッと挨拶しとけばいいんだよ。 もしろ、しなくてもいいよ。 真子だって家族同然なんだから、さ?