キーンコーンカーンコーン 気ずくといつの間にか放課後になっていた。 いつものように彩乃を待っていると 「おい、帰ろーぜ」 後ろから突然声をかけられた 振り向くと 昨日の笑顔が嘘のように いつもながら不機嫌そうな顔をした 拓海くんが立っていた。