僕のとなりは、君だけ。

「え?早苗、何か言った?」

「ううん。何でもないよ。」

分かった。と言って、笑顔で返事をし話を元に戻す。

「でもさ、先輩かっこいいもん。ライバル多いし…やだなあ。」

「学校で、No.1の人気者だよ?ライバルがいない訳ないでしょ。」

「うぅぅ、私なんかが視界に入るなんて無理なのかな…」

「大丈夫だって、ね?奏は可愛いよ。」

早苗は、お世辞を言って励ましてくれる。
先輩を好きになったのは、去年の8月だ。
きっかけは、些細なこと。