キャッツ愛



セリアはハクと出逢うまで、誰の力も借りずにずっと独りで生きてきた。
ハクもそうだった。
だから、お互い大切なものができるのは初めてだった。

ずっと前に、ハクはセリアのもとから消えたことがあった。

そのときセリアは、壊れた。

ハクがいなくなったのは、自分のせいだ、と。
自分がしっかりしていないからだ、と。

自虐的になっていた。