ヒミツの恋【短編集】

「じゃあ、今日みたいな話し方のほうが断然いい!素の話し方のほうがいいもんっ!」







『…俺結構…口悪いよ?』






「そんなの同級生で馴れてるよ。気遣いされるほうがイヤ…」






『じゃあ…裕美ちゃんて呼ぶのもやめるぞ?自分の女、ちゃん付けで呼ぶような歳でもないしな。』






「うんっ。その方が断然嬉しい!!」





抱き着く私に和弘は…







『…あんまくっつくなよ…じゃねーと…どうなっても知らねーぞ?』







耳元で囁く様に言われてゾクリとする。






「…いいよ。和弘になら何されても…」







『…はぁ…参った…。裕美はホント俺を惑わすイケナイ子だな。』






「むぅ…子供扱いしな…」






後頭部を持たれて、引き寄せられて、おでことおでこをくっつける和弘…







近すぎてどんな表情してるかわからない。