ヒミツの恋【短編集】

お互い誤解しあってたんだね…





私が…嘘なんかつかないで、ちゃんと告白していればこんなに悩まずにすんだのに。





「ごめんね…?」






『何が?…勝手に勘違いしてたのは俺だし…』







「うん…。でも…色々とごめんなさい。
ふふ…昨日和弘っぽい人見かけたと思ったけど…まさか本物だったとは思わなかったなぁ。私、恋しくて幻覚見ちゃったかと思ってたし!」






ムクリと体を起こして、和弘は私に向き直り






『俺も…。あのカフェで裕美ちゃん見た時…幻覚かと思った。俺の場合悪夢かとも思ったけどな…』





「…それなら私もだよ。結婚式のパンフなんて広げてさ。普通は誤解するでしょ?」