押し倒された体勢のまま私は手を延ばしてネックレスをそっと手にとる。
「見せる相手の和弘と会えないのが辛くて、せっかくもらったプレゼント、机の中にしまって帰ろうとしてたの。…そしたら小林君が“忘れ物”ってわざわざ…」
『じゃあ…じゃあチケットは?…映画かなんか誘われてたろ?なんか紙きれ2枚受け取ってたろ!?』
「さっきのカフェのケーキセットのタダ券だよ。別に一緒に食べようとか一言も言われてない。」
『…なんだ…マジかよ…』
そういって運転席に戻り、ハンドルを抱え込んでうなだれてしまった和弘。
私は起き上がり、和弘の背中にそっと手をあてた。
「見せる相手の和弘と会えないのが辛くて、せっかくもらったプレゼント、机の中にしまって帰ろうとしてたの。…そしたら小林君が“忘れ物”ってわざわざ…」
『じゃあ…じゃあチケットは?…映画かなんか誘われてたろ?なんか紙きれ2枚受け取ってたろ!?』
「さっきのカフェのケーキセットのタダ券だよ。別に一緒に食べようとか一言も言われてない。」
『…なんだ…マジかよ…』
そういって運転席に戻り、ハンドルを抱え込んでうなだれてしまった和弘。
私は起き上がり、和弘の背中にそっと手をあてた。

