『あてられちゃったのか、中川君に会いたくなってきちゃった…。電話してみようかな…』
そう言って携帯を取り出すまどか。
「まどか、あんた話しながら歩くと転ぶんだから、止まって話しなさいよ！」
そう忠告してからまどかと別れ、私も携帯を取り出してリダイヤルボタンから和弘の名前を呼び出した。
焦っているのはまどかだけじゃない。
あてられたのは私も一緒。
私も…
私だって…
真由美のようなキスされてみたいっ！！
発信ボタンを押して、和弘が出てくれるのを待つ…
『……留守番電話サービスに接続します…』
けれど…聞こえてきたのは…機械的な女の人のアナウンス…
…和弘…今日は会議があるって言ってたっけ…
そう言って携帯を取り出すまどか。
「まどか、あんた話しながら歩くと転ぶんだから、止まって話しなさいよ！」
そう忠告してからまどかと別れ、私も携帯を取り出してリダイヤルボタンから和弘の名前を呼び出した。
焦っているのはまどかだけじゃない。
あてられたのは私も一緒。
私も…
私だって…
真由美のようなキスされてみたいっ！！
発信ボタンを押して、和弘が出てくれるのを待つ…
『……留守番電話サービスに接続します…』
けれど…聞こえてきたのは…機械的な女の人のアナウンス…
…和弘…今日は会議があるって言ってたっけ…
