ある日、青空を見上げて




夜はあっという間に過ぎていった。



「奈緒ー、おめでとう!!」



「ありがとう・・・アズ」



次の日、教室に入ってきたアズに思いっきり抱きつかれた。



「おめでとう、奈緒」



「尚樹・・・ありがとう」



尚樹とアズからは、祝福の嵐が止まなかった。