ある日、青空を見上げて




―で。



今は、ピッチャーの尚樹とバッターの洸の真っ向勝負をやっています。



私とアズは、マネージャーだからベンチに座っている。



「洸ーガンバレー!!」



尚樹が力をこめてボールを放った。



そして、洸がタイミングを見計らってバットを振ると・・・。



カキンッという音とともに、ボールは空高く舞い上がった。