きっかけは、 小さな喧嘩から。 あたしが、 他の男の人と話をしていたから。 その現場を見た博樹は いきなりその男の人に殴りかかった。 "ちょっ!博樹!何してるの!?" "んだよ、" 冷たい目であたしを 見て、思わず背筋がゾッとした。 "なに殴ってるの?話してただけじゃん!" "こいつのことかばうんだ" "え、?" "もういーわ、お前がそんなんなら知らねーよ" そう言って、 男の人を突き飛ばしてあたしに 背を向けて帰ってしまった。