「こんにちはー」
「あ、山崎先輩!」
「猪島さんももう来るよー」
「山崎さんんんん!!会いたかった!」
「先輩はやく指して下さい。」

「こんにちはー」「ちわー」
大崎先輩と徳井先輩も部室に入ってきていつもの明るい将棋部がはじまる。
アットホームで自分の家みたいな部活。

(本当に私は幸せ者だよなあ)

不満なんて、一個もない。強いて言えばなぜさっき角をここに打ち込んでしまったかということだ。

毎日が、楽しくて仕方ない。