「夜遅くって……まさかっ!?」


 信じられないというような驚き顔でこっちを見てくる。


「違うっ!それは断じて違うぞ~ぉっ?」

「いや、おまえならやりかねないな、純粋なフリして実はムッツリだからなっ」


 いや、待てっ

 どんだけの言われようなの、俺っ


「~~っだぁっ!話すからちゃんと聞けっ!」


 それから俺はあの夜の話をした。