通路を奥に進み、一番奥が私の家、 10号室。 鍵穴に鍵を差して開ける。 ドアを開けると、小さな影がやってきた。 「ニャーン」 私の大事な家族、シフォン。 「シフォン、ただいま~っ!」 お出迎えが嬉しくて、本当の笑顔になった。