俺たちがそれぞれ着替え終わると、式はすぐに始まった。



「上田優生さん、あなたは日高夏音さんを生涯愛することを誓いますか」

「はい、誓います。」

「それでは日高夏音さん、あなたは上田優生さんを生涯愛することを誓いますか」

「はい、誓ってあげます。」



 ・・・・・・ん?

 誓ってあげます~っ?!


「なんだそれっ(笑)」

「だってそうでしょ?」


「では、誓いのキスを」


 ゆっくりと白いベールを上げ、綺麗ななぁの唇に口付けた。


 そして、

「シフォン、大好きよ!」

「シフォン、これからもよろしく!!」


 可愛いシフォンの両頬にふたりで口を寄せた。


 それからあとは披露宴をして騒ぎまくった。

 それからホテルに帰り、ふたりでベッドに寝てくつろぐ。

「なぁ、もっとこっちに近付いて。」

「い~やっ!」

「じゃあ、キスしよ~っと♪」


 チュッ。


「なにするのよっ?!」

「はいはい。もうやめますよ!」

 ちぇ~…
 キスくらいいいじゃん!
 ほんと、なぁは冷めてっから困る。
 シフォンみたいに甘えてくれたらなぁ・・・・・・。



「・・・・・・やめないでっ!もっとキスしてよっ/////」



 ふっ……
 ほんっと、気まぐれに甘えるから目が離せなくなる・・・・・・。


「ん。愛してるからしてあげるっ♪」



 気まぐれな彼女は猫系女子です♪






~END~