気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】




 私はそこまで鈍感な方じゃない。
 かと言って、単純に『そうなのか~!』と納得できる方でもない。


 それに彼のことを知ったのはほんの三週間前くらい。
 こんな短期間の間に誰かを好きになるなんてありえない。


 どうしちゃったんだろ、私。


 近くにいるとあたたかくて優しい気持ちになる。
 遠いと寂しくて辛い。
 でも近すぎるとぶつかりあってしまう。

 なんだかデコボコだね、私たち?


 もう疲れた・・・・・・。


 そう思った次の瞬間私は意識を手放していた。


 ーねぇ、ゆぅ?私はあなたが好きなのかもしれない。。