私は記憶がある頃のようにゆぅの家で暮らしていた。
記憶が戻りやすいと訊いたから。
そして『ゆぅ』と呼んでいる。
「ゆぅのバ~カッ♪」
私がそう言って無邪気に笑って見せると。。
「うるさいっ/////」
すぐに顔を赤くする。
「なんで顔真っ赤なの~?」
わざとらしく訊く。
なんで、かなんて知ってる。
分かってて訊く私はかなり性格が悪い。
ゆぅは前の私が好きだから・・・・・・
それを理解する度になぜだか心が痛む。
何故かはわからない。
だけど、心のどこかが悲鳴を挙げているようだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…