何を言うのかと思ったら彼女とか・・・・・・。
 笑わせないでよっ・・・・・・!


「嘘じゃないっ!夏音は俺と付き合っているんだよっ」

「そんなことあるわけないっ」

「あるんだよっ!」

「な~いっ!!!」


 こんな終わらない言い争いに終止符を打ったのは、私の親友だった。


「夏音~~~っ!!!」


 嬉しそうに病室に入ってきた涙目の美少女は、未歩だった。


「未歩~~~っ!」