夜の街を二人手を繋ぎゆっくりと歩く。

 お腹は満たされ、かなりいっぱいな状態。

 この道は昼間は賑わって騒がしいというのに、夜はなんとも寂しく静か。

 そんな静寂を破ったのは、ゆぅだった。


「すっかり暗くなったなぁ」

「うん……」



 少し言葉を濁した。


「なに?怖いの?」



 ニカッとかっこいい顔で笑いながらこっちを見るものだから、無意識のうちに逸らしてしまう。


「ちがうからっ……/////」


 家に帰るのが楽しみであり、不安なんだよ。。

 だって………



 キキキキッ、キスするとか昼間言ってたからっ?!


 それはちょっと困るしっ……?!