欲求を声に出さずに呟きながら、細くて綺麗ななぁの指を五本握った。



「なっ…なにしてっ…/////」

「・・・俺はずっとしたかったんだけど?」


 なんて言えば顔をリンゴのように真っ赤にさせるものだから、もっといじめたくなるんだ。



「・・・ん~?今夜しようねっ★」


 どんどん可愛くなっていくから俺の欲求は増してしまうんだよ………


「いや~ぁっっっ!!!」



 そんなに真っ赤な顔して言っても、やめてあげるわけないじゃんっ?


 なぁは、実はおバカさん?


 てか、疎い?


 ・・・まぁ、いいやっ

 今夜はたっぷりいただきますかねっ!



 今夜は甘~い時間が流れること間違い無しっ!……なんて思う自分がいた。



 実際はそんなに甘くはなかったのに………


 ちゃんと手を握っておけばよかった

 なんて後悔しても、もう遅い?


 なぁは………


 どうしたらまた笑顔を見せてくれる……?

 あの、とびきりの笑顔を。。