気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】




 酷く黒い笑みを浮かべジリジリと詰め寄ってくる上田。


「いっ、いや~…いっ、要らないよ~っ?」


 最近上田はSになった。

 私が何かしでかせば、お仕置きがある。

 この前はデコピン、その前はほっぺたを引っ張られ、その前はお風呂掃除だった。


 今回は何がくるのやら………



「今日のお仕置きは……」


 覚悟してギュッと目を瞑る。