気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】




「明日学校行けば、もう夏休みだなぁ~」


 靴を脱いでリビングのソファーに座っていると、となりに座っていた上田がポツリと言った。


 だから外は暑いのか、なんて思いながら返事をする。

「そうだね。上田は何か予定あるの?」


 一応聞いとかなくちゃねっ

 予定があるなら入り浸ってたら悪いから。


「いんや。俺の時間は日高で貸し切りだからっ♪」


 ニカッと笑う上田に萎えた。